たじり眼科クリニックに問う。ダイビング関連Q&A

レーシックをするにあたり、たじり眼科へダイバーとして不安に思ったことを事前に質問しました。 その質問と回答です。

近視矯正には数種類の術法があるのですが、  スキューバダイビングをすることを考慮するとどの術法がふさわしいでしょうか? (眼の状態がどの術法でも問題ないとする場合)

レーシック、エピレーシック、PRKどれも特に変わりないと思います。眼内レンズは、感染などのことを考えると多少リスクを感じますが。


レーシックは術後フラップがフタのようにかぶさった状態ですが、水中で眼を開けても取れることはありませんか?

当院では、術後3ヶ月は、潜らないようご説明しています。1ヶ月でOKとしているところも多いかと思いますが、フラップの安定ということを考えると、3ヶ月は控えていただきたいと考えています。

フラップはいったんくっつけば、よほど強い衝撃を受けない限りずれるようなものではありません。

コンタクトレンズのように角膜の上に乗っかっているようなものではありませんので。


可能であれば、ダイバーはPRKの方がのぞましいでしょうか?  多分多くのダイバーがこの疑問を持つと思います。

ダイビングでは、ボクシングでパンチを受けるような強い衝撃を受ける可能性はないと思いますので、 特にPRKでないとリスクが高いとは思いません。


レーシックをした場合、水中で水圧の変化による悪影響はありますか?(30-40mくらいまで潜ります) また、マスクが眼のまわりに張り付きますがそれによる眼への影響はどうでしょう?

上にも書きましたが、しっかりとフラップがくっつけば、影響はないはずです。特にそのような報告例もありません。


ダイビングでは水中で高圧縮空気を吸いますが、これによりレーシック術後になにか影響はありますか?

特に報告例はありません。フラップはぴったりくっつくので、空気の層がフラップ下に残るというようなこともありません。


レーシックをした場合、手術後どのくらいでダイビングを 開始できますか?

上に書いたような理由で私は、術後3ヶ月をお勧めしています。


万が一海外リゾートでフラップがずれた場合、現地で処置はできますか?  ズレたフラップというのは、簡単に元の位置に戻すことが 可能なのでしょうか? (フラップというものが、イマイチどんな感じなのか 分からないので、想像で書いてます) 万が一の時、海外から貴クリニックに連絡をとって、 指示を仰ぐことはできますでしょうか?

まず上にも書いたとおり、簡単にずれるものではないということをご理解ください。

いきなり強いパンチで殴られたとか、交通事故で、目を強打したとか、まあめったにない状況ですが、レーシックを受けていない人でも、このような状況なら、網膜はく離、眼底出血、眼球破裂など緊急を要する事態になる可能性はあります。

できるだけ速やかに医療を受けられるところに運んでもらうのが最善だと思います。


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